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Re: アメリカのカリスマトレーナーのお話
投稿者: little-K 投稿日時: 2010-7-4 21:17
ショコラさん


この頃、みなさんからの声が聞けなくて淋しい思いをしていたので、まずお礼を言わせて下さい。

ありがとうございます。


そうですよね、彼の表情や本当に嬉しそうにする姿など見ていると、テレビ番組としては良いんだろなぁと思います。


それに痛いところをつかれましたね。

私も含め、日本の指導者って彼のような相手を受け入れる姿勢が欠けているように思います。


犬には優しいのに、飼い主には厳しいなってよく言われます。

犬は、文句を言いたくても言えないからと言い訳して、私もよく「厳しい」と言われてます。


できるだけ相手のことを考えて,何をしてあがられるのかを犬と同じように考えて、アドバイスできるようになりたいと努力しているのですが、なかなか思いが伝わらず歯がゆい思いをすることが多いですね。


でも、彼の犬の気持ちを優先して考えるという姿勢は、ごほうびを使うトレーニングが広まる中で、ごほうびを与えることばかりに注意を向けず、犬の気持ちを理解しようと努力することの方が重要なんだと友人の訓練士が私に話してくれたことを思い出させてくれます。


その時、私は、「理由や根拠など科学的な要素は大切だよ。基礎として意識していなければ犬に理解させることが難しくなるんじゃないかなぁ。」と反論したことがあります。

感情は、学習の邪魔と思ってきたけれど、彼の主張を聞いていると、その時の訓練士の友達の言いたかったことが「これかぁ!」と思うこの頃です。


人が無理解なために、問題犬のレッテルを貼られたり、捨てられたりする犬たちを自分の目で見て、世話をして、犬に問題などないと知ることの大切さは、シェルターワークをした人でしか意識できないんじゃないかなって思ってしまいます。

自分がシェルターでボランティアをしている時の苦悩と恐ろしいほどの疲労感が忘れられません。


でも、そんな思いをしても、休みができると行ってしまう自分が本当に不思議でなりませんでした。

今考えると、今の自分の「不幸な犬、不幸な飼い主さんを少しでもなくしたい」という強い思いは、そんな経験から生まれたのだと思います。


犬から学ぶ姿勢は、どんなエライ先生のセミナーを受けるよりもずーっと効果的で意味があると私は思っています。

そして、どんな人のどんな言葉にも自分を見直す力になるのだとも思っています。


自分の考えと違うと敵対するよりも、より自分の考えを改善するための材料になると思う方がずっと有意義なんじゃないかと思います。