Re: サマープライベートレッスン

ミラ姉 さん


いやぁ〜本当に暑かったですねぇ〜。
それでもよくがんばりましたね、犬と関係作りするためには散歩はかかせません。

ただ、今の季節は人と犬との体調も考えてやらねばなりません。


それにしても、ミラちゃん家の周りがあまりにも以前伺った時と変わっていて、「どこだぁ〜」と迷子になってしまいました、すみません。


さて、まず気になったのは、お家を離れる時のミラちゃんの不安な状態でした。

普通、お散歩で出かける時は、「ワクワク」「ドキドキ」で少々の不安はあっても楽しいエネルギーが見えるはずなのに、ミラちゃんからは、不安のエネルギーばかりが出ていて不思議な思いでした。


歩いていて、「などほど」と思いました。

ミラちゃんは、自分ががんばってリーダーにならないといけないと思ってお姉さんを引っ張っていかないと散歩できないと思っていたんですね。


ミラちゃんには、とても重荷だったのではないでしょうか？

しばらくの間、その不安な気持ちは続きましたが、横でウィッシュが安心して歩いているのをチラチラ見ていて安心したようでしたよ。


お姉ちゃんを教えている私のエネルギーを感じ取ってからは、元気に歩いていましたね。

叱るというとちょっと誤解されるかも知れません。

間違いを正しているので、ミラちゃんも指摘されるとちょっと困ってましたが、決して嫌そうでなかったと思います。


私から言われた後に、ミラちゃんから出されていたエネルギーは、決してマイナスな「コワイ」とか「ムカツク」とか、「腹立つ」ってものではなかったことをおわかりでしたか？


お話したように、今、少しお姉ちゃんよりミラちゃんが自分の方が上って思っているので、これを変えるためにルールや制限を伝える時に気をつけて欲しいのが対立しないことですよ。


感情的にならず、冷静に穏やかにでも気持ち的には決して負けないで、ミラちゃんが受付けるまで何度も何度も伝えることです。

力などいりませんし、痛みつける必要もありません。


「お姉ちゃんには、かなわないわね〜。参りました〜」と思わせていきましょう。

そして、いい子にしていたらうーんとかわいがってあげましょう。


そして、そうですね、ミラちゃんのことをもっとよく知りたいなら、ミラちゃんをよく観察して下さい。

彼女は、いろいろと自分の気持ちを正直に見せてくれています。


そんな彼女の言葉をひとつひとつ受け取ることです。

正しくなんて思わなくていいんです。


人同士でも相手のことなどわからないのですから。
でも、相手を理解するためにいろいろと聞くでしょ。


ミラちゃんから聞けばいいのです。
つまり、何かをミラちゃんにして、反応という返事を見ればいいのです。


言い換えれれば、昨日も言いましたが、こちらの反応が犬はこちらの気持ちと受け取っているのです。

ですから自分の犬へすることが意味があるのだということ、それを犬がどう解釈するのかを犬の反応から察していかねばならないことを忘れないで下さい。


あせらないでじっくと取組んで下さいね。
クレートの敷物のことなど素晴らしいじゃないですか！

そうした小さなことから少しづつずつ変えて行きましょう。


ミラちゃんが落ち着いた良い子になってくれれば大汗かいて付き合った甲斐があります。

不安でわがままをぶちまけるミラちゃんより、昨日のようにお姉ちゃんの横で安心して寝ているミラちゃんがこれからたくさん見れますように頑張って下さい。


お近くですから、何かあったらお気軽にＳＯＳをして下さいね。

でも、私を頼りにしないでね、こき使うと壊れるかも知れませんよ。
なにしろ、もう老体ですからね。