犬に愛されるには、何をすればいいのでしょう?
ただ犬の喜ぶことだけをしていれば犬は飼い主を好きになってくれるのでしょうか?

いいえ、そうではないと思います。
行動学者の中には、「犬は飼い主を自分の資源を握っている存在だと思っているだけだ」と言う人がいます。

でも、本当にそうでしょうか?
どんなに犬に暴力をふるう飼い主でも、飼い主を見たら犬は尾を喜んで振ります。

犬はそんな生き物なのです。


犬同士のふれ合いを観察すると、いつも犬達が仲良く遊んでいるとは限りません。
ちょっかいをかけて、その行動に怒ることもあります。
 
そうしたかけ引きの中で、犬達は関係を作っているのだと思います。
絆は、犬と飼い主の関係作りで強くしていくものであると思います。
絆の強さは、お互いの信頼によって作られていると思います。
 
あなたが愛犬を叱れるかどうかということは、
あなたと犬の信頼関係の深さを意味していると思います。
 
犬に好かれることばかりしかできない飼い主は、犬に嫌われるかも知れないと思い、犬のことを本当に信頼できていないとも言えます。
 
信頼していれば、犬を叱っても犬に嫌われることなどないと思えるはずです。