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(Update:2010-10-7 11:15:50)

飼い主の感情

私は、今までにたくさんの飼い主さんとワンコのペアを見守ってきました。
これはどうしようもないミスマッチだと思うようなペアもいました。
反対に素晴らしいペアにも、たくさん会ってきました。


また、一見するとミスマッチ?と思えたペアが月日を重ねると共に素晴らしいペアに変わることもしばしばです。


「飼い主は、犬を飼う時に必ず自分の理想を犬に持つ」と言われています。
自分のパートナーとなったワンコに「こんな犬になって欲しい」という希望を持つことは決して悪いことではないと思います。


また、「この子とこんな風に暮らしたい」と思うこともあります。
けれども、人の思うことをそのまま犬が受け入れてくれるかと言うと、そんなに簡単にはいかないと現実を思い知らされる訳です。


犬は、とても感性のすぐれた生き物だと私は思っています。
相手の感情を読む力は、そこらへんのKYな人間には絶対に真似のできないくらい素晴らしいものだと思います。

こちらが悲しいと思う時には、黙って寄り添っていつまででも付き合ってくれますし、膝の上でキラキラの瞳で「どうしたの?」と見てくれているようでもあります。

嬉しい時には、一緒にはしゃいで、はめをはずすのに付き合ってもくれます。

怒りを感じている時には、決してかかわらないように距離を置いていますし、自分に被害が及ばないかハラハラしているようにも思えます。


犬たちが私たち飼い主の感情にとても敏感に反応していることをどれだけの飼い主が意識しているのでしょうか?

トレーニングをしていても、自分の思うように犬が動いてくれないとイライラしたり、怒ったり、言うことをきいてくれないと嘆いたりする飼い主の一方的な感情に、ただオロオロと振り回される犬たちを見る度に胸を傷めてきました。


飼い主たちに自分の感情をしっかりと前向きに持って、そして犬と共に楽しく暮らすための努力を続けてもらうことを飼い主教育の重要な要素として、私はしつけ教室のテーマにすえてカリキュラムを作ってきました。


しかし、人を前向きにすることの難しさをいつも感じています。
人をとりまく環境、そして今までに叩かれたことのない温室育ちの心のひ弱な人たち、自己中心的で何事も悪いことは自分以外のせいにして自分を守っている人、そんな人たちを前向きにすることは至難の業とさえ思えることがあります。


神様は、私にも大きな試練を与えて、どんなに自分が努力しても報われない状況に置いたり、どうしようもないように人の心を見せつけたりするのです。


正直、何度も何度もくじけそうになりますが、そこから前に歩き出せる力は、どこからわいてくるのだろう?と自分に問いただしてみると、「不幸な犬、不幸な飼い主を目の当たりにしている」という現実なのだろうと思えます。


私に救いを求めてくる飼い主さんや、犬たちの目がどんなに傷ついても叩きのめされても立ち上がる力を与えてくれているように思えます。

自分の環境の変化にも動じることなく、楽しく暮らせているのも犬たちと犬たちを通してつながっている人とのネットワークのおかげなのだと思うのです。


そんな私の経験をなかなか前向きになれない飼い主さんたちに伝えていかねばならないと思っています。

今起きている犬との問題は、あなたの心ひとつで良い方向に向くのですよ。

悪いことや悪い思いに惑わされず、楽しいことや、理解する気持ちに向けるだけでいいのです。

そして、その気持ちが不屈の精神を生み、そして、日々の努力につながります。


私のところに救いを求めてこられた飼い主さんで劇的に改善した人たちは、みんな頭が下がるような壮絶な努力の賜物の結果だからです。

良い結果を生んだのは、決して私の力ではありません。

それは、飼い主さんたちの不屈の闘志、何者にも負けない強く穏やかな感情と意志の力です。


私は、そんな飼い主さんの感情を作り出すお手伝いをしているのだと思います。

近頃は、つくづく飼い主さんの気持ち、感情が犬を良くするキーポイントだなって思うのです。


今、今ひとつ愛犬を愛せない飼い主さんは、ぜひ、犬を変えようとせず、自分の感情を良い方向に向けることに気を向けて下さい。

自分のパートナーを心から愛せる自分を見つける努力をしてみて下さい。

犬は、本当にこちらの感情で変わることを実感できると思いますよ。


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