MY DOG TRAINING SCHOOL  }bqz[y[WWelcome Guest 
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

アクセスカウンター
07180780
昨日: 0854
今日: 0209
From:2007/11/10
オンライン状況
15 人のユーザが現在オンラインです。 (3 人のユーザが フォーラム を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 15

もっと...

動物管理センターの報告

動物管理センターの報告     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 .2 .3 .4 | 投稿日時 2011-8-4 9:41 | 最終変更
暑い日々が続いていますが、みなさまお元気ですか?

活発な意見交換がなされていたのが落ち着いてから、さっぱり書き込みがなくなり、さびしい気持ちでながめる今日この頃です。


先日、友人のインストラクターの代行として、久々に神戸動物管理センターへ仕事に行ってきました。


仕事は、電話相談なのですが、気になるのは「どんなワンコが収容されているのだろう?」「少しは収容されるワンコが減ったのだろうか?」と言うことでした。

ところがお世話をするスタッフやボランティアは同じように忙しくされておりました。


色々と状況を忙しい手をとめてお話して下さったのですが、この頃は、「飼い主放棄」と呼ばれる、飼い主さんが愛犬をもう飼えないと連れて来る例が多くなったと聞かされました。


実際に、問題を抱えてしまい、手におえないと連れて来られたと思えるワンコや、年老いて世話が大変になったらしく連れて来られたと思われるワンコもいました。


できるならみんな里親を探してあげたいところですが、限られた予算、限られた人数、限られた場所での活動なので、全部という訳にはいかないのが現実です。

救ってあげたくてもできないという辛い気持ちを私以上に、ここで仕事をしているみなさんやボランティアの方たちは感じているのです。


私にできることは、教室でもっともっと愛犬と良い関係を作って楽しく暮らしていただき、終生飼育してもらえるようにすることだと思いました。


そして、もっともっと愛犬と仲良く楽しく暮らすことを望む人を増やすことだと思っています。

エゴや見栄でなく、心から愛犬を愛して、愛される飼い主さんになってもらうことで、どんな苦境も一緒に乗り越えてくれるようになるのだろうなって思っています。


かわいそうなワンコは、救えないかも知れないけど、そんな風にならないように飼い主さんたちを指導することが私の大切なライフワークなんだと改めて思いました。


みなさん、どうかあなたの愛犬を天国に送るまで、大切に大切に愛犬との思い出作りをなさって下さい。

そのお手伝いをさせていただくことを私は誇りに思います。


追伸、暑いですけど、よかったら書き込みもして下さいまし。

Re: 動物管理センターの報告     by アンのママ

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2011-8-5 7:35
この間は、レッスンの見学をさせていただきまして、ありがとうございました。ワンズを最後まで飼うことは、大変だとは思いますが、飼ったからは、最後まで、見るのは飼い主の責任だと思います。生き物は簡単には、飼えません。責任があると私は思っています。大変な事はありますが、楽しいことがもっとあります。ありがとうワンズ。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2011-8-5 9:07 | 最終変更
アンのママさん


いつも貴重なご意見をありがとうございます。

教室のご見学もありがとうございました。


そうですね、飼い主の責任をあまりにも考えずにお気軽に犬を飼う人が多いことが悲劇を生んでいるように思います。


しかし、飼い主ばかりが責められる問題ではないとも思います。

安易に犬を勧める人もいます。
先日も「小型犬は散歩がいらないと言われました」とおっしゃる飼い主さんがおられました。


ただ犬を売ればいいと思ってビジネスに走る販売の実態も忘れてはならないと思います。


いらないことをいうと買わなくなると思っている人たちに、正しい指導する人とタッグを組んでアフターサービスを充実させることでビジネスも拓けることを意識させなければならないと思います。


大手ペットショップでは、すでに指導者と組んで始めているところもありますが、誰と組んでもいい訳ではありません。

知識も技術もまだまだな人を指導者として迎え入れていれば、飼い主さんにとってかえってマイナスになります。


残念ながらこの国では、インストラクターには何の規制もありません。

職業倫理すらないと思われる人が指導していることが多いのが現状です。


その証拠が、海外ではインストラクターになるような人は、必ず動物保護施設で勉強しているのですが、お金を払って海外の著名な行動学者やトレーナーのセミナーを受ければ、自分も同じになれると信じている人が多いのです。


管理センターで仕事を手伝っている友人のインストラクターがよく、「犬の勉強がしたければ、セミナーに行くのではなく、うちに来て犬たちから学べばいいのに」とぼやいています。


よくできる自分の犬だけをトレーニングしても何も勉強にはなりません。

飼い主にやる気があって、積極的に教室に参加する人たちだけを見ていては不幸な犬や不幸な飼い主は決して救えません。


けれどもそんな人たちが積極的に問題を抱えた犬を救おうとしている人のちょっと過酷かも知れないように見える矯正を批判したりするのです。

私の犬も問題を抱えている子がいます。

彼の興奮を鎮めるためにする行為を批判されたこともあります。


でも、批判する人は決して「自分がそんなことをしなくても鎮めてみせる」と言ったためしがありません。

私の犬の問題を正面から受け止め、実際にコントロールできるのは、彼らが忌み嫌う訓練士の友人たちだけです。


こんな状態では、不幸な犬や不幸な飼い主を救えるのは難しいと思うばかりです。

指導者、専門家と称する人たちを変えない限り難しいのではとさえ思えてしまいます。

Re: 動物管理センターの報告     by 類こまめ

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2011-8-6 0:14
ある日、ふと立ち寄ったペットショップになんだか怒ったような顔をしているこまめがいました。

周りの子がどんどん連れて帰ってもらえるのに、こまめはどんどん値段を下げられ残っていました。

いろいろ考えましたが、娘たちの熱意に負けて、うちの子になりました。

そして、私を待っていたのは、こんなはずじゃなかったという気持ちでした。


一日中ギャンギャン鳴くわ、咬むわ、リフォームしたての家はボロボロ。
家具もボロボロ…。
私の手足も傷まみれ。

何よりつらかったのが、類がハウスから出てこなくなったのです。

こまめについたあだ名は“ブラックデビル”

「こまめのこと、愛せないかもしれない」

手放すという選択肢は無かったものの途方にくれてしまいました。

なんとかしたい、こまめも愛したいという気持ちだけで、ここまで来ました。

今でも優等生ではないところもありますが、そこが良いところだったりもします。


娘たちには「愛せないかもしれない事件」として、いまだにからかわれたりしますけどね。


犬を飼って、こんなはずじゃなかったったっていう人はたくさんいます。


でも、手放す前に愛する努力をしてあげて欲しい。

飼い主が変われば、絶対に犬も変わってくると信じています。


今は、うちの子になってくれてありがとう。

類もこまめも大好き。

そんな気持ちでいっぱいです。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2011-8-6 15:42 | 最終変更
類こまめママさん


本当ですよね、子犬の時って問題ばっかり起こっている気になるのですが、過ぎてみれば良き思い出ってことになれるハズなのに・・・。


犬のことをよく知らないで飼ってしまう人が多いのも気になります。

問題行動と言われることのほとんどが「犬としては当たり前」の行動だったりするのです。


愛犬選びに同情は禁物ですよ〜、本当にこの子でいいのかをよーく考えてから選んで欲しいですぅ。

こまめちゃんの選び方も問題アリですが、苦しみながらも手放さずに良い子に育てたのは拍手!


飼い主さんがみんな類こまめママさんのようならいいのですが、安易に考えて犬を買い、自分の思っていたようにならないと消去法で犬を捨てるという考え方が多くなっているというのが悲しいですね。


中には、飼い主はなんの苦労もせず、なんの努力もせずでも良い子のワンコもいます。

そんな幸運は、めったにあるものではないのですが、よくあることのように思う人がいるのは確かなようです。


そんな人たちの犠牲になる犬たちは後を絶たないこの現実を忘れないで下さいね。

Re: 動物管理センターの報告     by チェイスビナン

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2011-8-8 11:44
はじめて犬と暮らしたのは小学生で
ずーっと代代わりしながら常に犬がいてくれます。

それぞれ性格や気性が違うので色々壁にぶち当たりました。
ビナンは一番ハチャメチャなのに繊細で、怖さから噛むこともありました。本当に落ち込みました。

こんなはずじゃなかった、とあれこれ本を読んだり、
怒るのをやめてみたり、やっぱり怒ってみたり・・・???
そして教室に通い始めました。

この頃ようやく折り合いをつけられるようになりました。
チェイスはおっとりしていますが、ビナンに負けじと
お互い張り合うこともあり、真似て欲しくないことを
真似あったり。トホホ・・・

まだまだ毎日色々ありますが、怒鳴ることもありますが、
イライラすることもありますが、
今は「いてくれてありがとう」といえます。

覚えて欲しくないことはすぐに覚えてしまう犬。
なかなか直ってくれない嫌な行動。

それでも、一緒に過ごせる道を選べるよう
なんとか、なんとかならないものだろうか、とおもいます。

これからもチェイス、ビナンの笑顔にほっとしつつ、
怒鳴りながら過ごしたいです。

そしてビナンとフリースタイルを踊りきれますよーに...
先生、教室の皆様、ご指導よろしくお願いします(#^.^#)。

















悩んだときに相談できる場所があることはとても心強いです。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2011-8-9 12:44 | 最終変更
チェイス・ビナンママさん


犬の存在は、飼い主があまり意識していないけれど絶大だと私は思っています。

犬たちのおかげで自分が安心したり、穏やかになれたりすることに気が付かない飼い主も多くいます。


まるで犬をアクセサリーのように自分をカッコよく見せる道具のように思い、使い捨てる輩は指導者の中にも存在します。


保健所に持って行くか、そのまま他人に預けて放ったらかしにするかの違いだけれど、飼い主に見捨てられるという点は同じです。

自分を救ってくれる存在だと思わず、軽く見てないがしろにするのです。

そんな悲しい人が悲しい思いをする犬を作るのだと思います。


ビナンママさんは、自分を救ってくれている愛犬たちを十分に理解していますよね。


そしてそんなビナンママさんをチェイスもビナンも理解していると思います。


犬たちは、飼い主に何かを気づかせるために天国から送られた天使だと話してくれた人がいます。

私はその話を信じています。


チェイスとビナンは、ママさんに何かを伝えるためにあなたの下に遣わされたのだと思います。

彼らが天国に戻る時に、その任務は終了するのかも知れません。


それまで、楽しく暮らすことが大切なのではないでしょうか?

それから今年、うちのファンマッチでビナンちゃんとダンスを披露することも課題のひとつなのかも知れませんよ。


きっと良い思い出になると思います。

本番まで油断しているとアッという間に時間が経ちますよ。


2人の世界を築けるようにがんばって練習してね。

とは言っても、無理しないようにね。


がんばれ〜、ビナンちゃんとママさん

Re: 動物管理センターの報告     by いろは母

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2011-9-16 16:17
昨日は有り難うございました。

いろはは、昨年、動物管理センターからの成犬譲渡で引き取った犬です。

引き取る際にはK先生に色々と相談して決めたのですが、実は、もともと私が良いな〜と目をつけていた犬ではありませんでした。

でも、今では「いろはで良かった♪♪」と思っています。

そして、幸運にもいろはのように譲渡対象となった犬たちの陰にはたくさんの犠牲になる犬たちがいるということを忘れず、いろはと楽しく暮らすことが少しでもセンターへの恩返しになればと思ったりしています。

センターから犬を引き取って下さる方が少しでも増えるといいな〜


(追伸)ビート君、大丈夫だったでしょうか?
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2011-9-27 5:24
いろは母さん


お返事が遅くなりすみません。

いろはちゃんは、積極的なワンコで一生懸命に自分をアピールすることのできる賢いワンコですね。


お家でもお話したように、賢いワンコは、飼い主をコントロールしようとします。

その術中にハマらないように注意して下さいね。


その賢さが良い方向に向くようにトレーニングの勉強をなさってくださいね。

お手伝いができることを心から嬉しく思います。


人の勝手で辛い経験をしてきた犬たちを幸せにしてあげる機会を持てるのは素晴らしいことです。



がんばりましょう!

このトピックに投稿する

題名
ゲスト名
投稿本文