これからの業界

先日、友人の訓練所のスタッフの結婚式に招待していただき、久々に初々しいカップルの姿をじっくりと見せていただいてきました。


Ｓ君の幸せを心よりお祈りしています。


彼のいる職場の所長は若くてもしっかりしていて、とにかく男の子が多いので、ここでお仕事をさせていただいている間は、私はとても幸せでした。


所長がしっかり者なので、スタッフはとても親切で礼儀正しく今どきの若いモンとしては、とても好青年たちです。
女の子もいます。
彼女たちもとても良い子たちです、もちろん！


トレーニングや犬のことも熱心に勉強し、アイディアを出し合って独自の路線を進んでいて、とても素晴らしいところだと私は思っています。

結婚式の後、会場を訓練所に移しての二次会の会場への移動中に、所長と久々にお話をすることができました。


所帯が11名になって、ますます大きく成長しているのですが、所長自身が古い体質や考え方をそのまま受け入れるのでなく、今に即したものを考えていたり、スタッフのことを本当に真剣に考えているので、経営というマネージメントの部分をしっかりしていなければならず大変だと思いました。

若いトレーナーを育成し、そして根付かせて行くことの難しさを所長も私も痛感しているんだと知りました。


私は数年前にバックアップしていた某団体がありました。
2年間に渡り、関西で良質なセミナーを開催して欲しいとの思いから手伝ってきましたが、やはり代表の思い込みとオタッキーなセミナー企画で、彼の言うような末端の飼い主の教育などできるものではないことを思い知らされました。

代表の「自分が好きにやりたくても、経験も技術も上の者がいてはできない」という思いから、姑息な手法でそこからはじきだされてしまいました。

私のところにいた生徒さんの何人かが、その団体で指導者として活動しているようですが、この業界で荒波にもまれてきた経験豊かな先輩たちを裏切るようにして、自分勝手に団体を動かしてきた代表の行為のために誰も彼らを認めてくれはしないでしょう。

つまり、その団体で活動している限り、彼らに手を差し伸べたり、意見をしてくれる先輩は誰一人いません。


手伝ったり、援助してくれる存在がないので、かろうじてアメリカの先生の名前で活動するだけになってしまっています。


訓練所として古い体質を改善し、もっと未来に向けて確実に進みたいとがんばる所長とついつい対比して見てしまいます。


よく考えてみると、所長は、とても人とのつきあいを大切にし、そして誠心誠意で接してくれる人です。

某団体の代表は、自分が利用するだけ利用したら、手のひらを返したように態度を変えてしまい、言葉は穏やかですが冷たい裏切りを平気でやれる人です。


この業界のこれからを担う若い人たち、仲間を増やして、次に引き継いで行くことが私たちの使命でもあると思っています。


所長がずっと口にしていた言葉「この仕事に対しての地位的向上をどう考えていくのか」は、私が以前からずっと考えていたことでもあります。

某団体の代表のようにインテリジェンス溢れるように見える人の軽い言葉に騙されず、地道に現場で苦しみながらがんばる人から洩れる言葉に真実を感じています。

そして、そんな言葉に耳を傾けていけるようになりたいと強く思いました。


よければ、このＨＰを御覧になっているみなさまからも、ぜひ意見や思いをお聞かせ下さい。

ちなみに、私は決して某団体を悪く思っている訳ではありません。
そこで活動している人を憎んだり、悪く思ったりしている訳でもありません。

しかし、自分を育ててきてくれた人や環境、仲間を大切にして、感謝することを忘れたのでは、人として問題があると思うばかりです。

そして、底辺の飼い主のためには、高度の情報や海外からの情報が重要な訳ではありません。
不幸な犬や飼い主を救うために、どれだけのことができるかをもっと考えて努力するべきなのだと思います。

私は実の姉に叱られても、所長の苦悩を見ていても、ビジネスとしてこの仕事を捉えることがなかなかできません。

もちろん、生きていくために、いくばくかの利益を得なければ仕事としての意味はありません。


でも、儲けることを考えることができません。
それよりも、どうしたらもっとたくさんの犬や飼い主さんを救うことができるのかを優先して考えて行きたいと今でも思っています。

お金があることよりも、何かを成し遂げる達成感を大事にしたいと思うばかりです。

考えさせられる話題です。

ひょんなことから、この世界に片足を突っ込んでしまった（笑）のが数年前。
自分が自分らしく、飼主さんの喜びと自分の喜びが一致した世界です。
今までは、流されるままに背中を押されて、ただただ現場で必死にもがいていたように思います。

まだまだレベルの低い私ですが、それでも私のアドバイスを実践し、愛犬や愛猫との生活を良きものとされた飼主さんが沢山いらっしゃいます。
勝手な思い込みで「犬」を見ていらっしゃる飼主さんに、犬達の言葉が少しでも伝えられることを願って、日々精進しなければ…。

少し立場の違う私ですので、この業界の裏と表をまだ経験することは少ないですが、自分の信念を育てながら、飼主さんと犬達の笑顔を見れることを生きがいに、自分自身の人生を大いに楽しみたいと思います♪

先生の高い志や、いつまでも「現場主義」でいらっしゃることを、本当に尊敬していますし、出会えたことにも感謝しています。

「ビジネス」について、私の意見を述べさせていただきたいと思って、僭越ながら投稿させていただきました。
あくまで私個人の意見で、他の方は「違う」とおっしゃるかもしれませんが、お金は『自分のため』にお支払いしている側面もあるのではないかと考えています。

今、通っているお教室のレッスン料が半額になったらラッキー♪ですが、日々の忙しさを言い訳に、少し手を抜くようになるかもしれない・・とも思います。
「もったいない」と痛みを感じる額だからこそ、仕事で疲れていても宿題をさぼったりはしませんし、先生の言葉を一言も聞き漏らさないようにと真剣にレッスンに臨んでいるという一面もあります。
単に、私の意志が弱いだけかもしれませんケド。。


ご自分だけ利益を得ることに心苦しさをお感じになるようでしたら、別の形で参加者や社会に還元してくださったら良いのではないかと思います（＾＾）
例えば、室内ドッグランを借りてレッスンをしてくださったら、公園のように気候や天候に左右されず快適で、次第に年老いてゆく参加犬や、先生のパートナー達も喜ぶことでしょうし、
先生ご自身のスタジオを所有して、若いお弟子さんが空いている時間帯にレッスンを開催できるようにされたら、業界の底上げにもつながるかもしれませんよね。

うまく表現できたかどうか自信はありませんが、「志の高いビジネス」＝「悪」ではないのではないかなぁと。
長々と失礼しました〜

私は、今の職場の面々を見ていて、各々が同じような場所をゴールとして目指しても、歩む道筋も、使う道具も手段も人それぞれだなぁと、つくづくと感じます。

私の住む業界は今かなりホットな業界で、医療への応用に直結している事もあって、動くお金も莫大。そのため地位や名誉の獲得に躍起になっている人が多く居ます。

人を出し抜いて、もしくは裏切って、他人への配慮や協力を最低限に絞って突き進む人。
逆に人との調和を重んじながら地道に進む人。

お互いに自分にとって“大切だ”と思う事の優先順位が違うため、どうしても物事の捉え方、価値が違います。

同じ業界の中で働く私個人としては、前者にあたる人に対して、後者の人よりも一緒に仕事がやりづらいと感じます。

でも、前者が多少卑怯な手を使って活躍していても、後者が人の協力の下活躍していようが、外部の人達からは分からないものです。
前者でも後者でも、活躍が耳に入り、あんな業界で頑張っている人がいるんだなぁって事を伝えてくれる事は、業界の存続と厚みを作るためには大切な事だと認識しています。

自分の働く業界の認知度が高まれば、興味を持ってくれる人が増え、この業界の門をくぐってくれる人が1人でも増えるかもしれませんから。
外部から入ってくる人達がくぐる門の形は、中にいる人たちが決めるのではなく、入ってくる人たち。

どんな形であれ、広き門を沢山構えていたいものです。

門の形よりも、中に入って初めて知る業界の状況を見て、迷ったり立ち止まったりした人が出た時に、フォローが出来る環境が有る事が、一番大切だと感じています。

じぶんが身を置いている業界を、ビジネスだけと捉えるか、生きがいと捉えるか。
人によって違いは有ると思いますが、生きがいとして捉えて、かつ日々の糧を得られる仕事としてつづけられる人はそう多くは居ないと思います。
色々悩みがあれども、先生は幸せな人達の中に入ると思いますよ。

ちなみに私は、仕事に報酬がついていると、お遊びではなくプロとして責任のを背負っているのだと自覚できます。

某団体に対しての、個人的な感想は・・・ここで控えておきますね（笑）

先日某テレビ番組で、”ダメ犬克服！”特集をしていました。どの方法を使うのかとついつい見てました。
行動心理学と、強制が入り混じってました。
現場は新旧の様々な情報が入り乱れ、獣医さん、ペットショップ、訓練士・・・連携はなく、同じ業種でも意見は正反対だったり。自分と違う意見の人を悪く言ったり・・・
とても混乱期にあると思います。

私が世の中のトレーニング理論の動向を知ったのは、ただ流れで独立し、自分に自身が持てないときでした。
もの凄い動揺と、焦りと自責に駆られました。（今もですが・・・）
そんな時に、笠木先生に「大丈夫、変われるよ」
と声をかけていただいたんです。
踏み出す勇気を頂きました。そしてこの先も進んで行こうと思っています。

犬に関わるといっても、望む理想は千差万別。
ただ、したくないのは、自分と意見が違うからといって、その方を全否定することです。自分自身それをされて谷底に落ちましたし、とりあえずはどんな考えでそうなっているのかを聞くだけは聞こうと思ってます。その上で、合わなければごめんなさいです。
私の周りにも、本当に地道に頑張っている方々がいます。臭気訓練に真剣に取り組んでいる人、避妊去勢の啓発をひどい反発を受けながらも続けている人ｅｔｃ・・・心から尊敬できます。私も、もっともっと勉強して、この微力が少しでも足しになる日が、来るかなぁ・・・・？

ルイママ＠ゴールデン さん


いやぁ〜レスが遅くなってすみません。
なかなか、ゆっくりとPCの前に座っていられる時間がありませんでした。

ルイママさんありがとうございます。
犬というカテゴリーで私とルイママは、つながっていると言えます。

働く場所は違っても、犬という生き物を見守る立場は同じといえます。


テリー先生も常に、「完璧にするのではなく、完璧に近づけていくものである」とおっしゃっておられます。


いろいろと体験し、感じ、そして進むべき道を見つけて行くのだと思います。

動物に関わって生きている以上、動物の権利と福祉を常に意識して、そしてそれを関わっている人全てに伝えて行く使命を背負っているのですから。

光があるところに影があるのは、どの世界も同じことだと思います。

光の中だけを世界とせず、影で起きていることにも心を向けてくだされば、人知れず苦しんでいる犬と飼い主のことを見ることができると私は思っています。


しかし、それを受け入れられるだけの心の安定を得るためには、楽しみを持つことだと思います。

トレーニングもお仕事もしっかりと楽しみながらがんばりましょう、お互いに。

NAOさん


貴重なご意見をありがとうございます。
レスが遅くなったのは、決して内容に不服があってではありませんので誤解のなきように。


いやぁ〜、志は高い方がいいと思っております。
実際にできることがあまり高くないのでね。


ビジネスと自分のしたいことが同じだと、つい色々と考えてしまうのですよ。

確かにおっしゃる通りだと私も思います。
犬も無料でもらったら、お金をかけることをしなくなるから、犬を無料で提供することを反対する人もいました。

お金をいただくことで、手抜きをせず、精一杯に良いクラスを作ろうと努力しているということでもあります。

指導者としての責任もそこから生まれてくるということもありますしね。


ただ、実際に私の仕事で利益というのは残念ながらありません。
この仕事をしている人で儲けている人を私はあまりみたことがありません。


詐欺師みたいなことをしている人以外で、バリバリ稼いでいる人はあまりいませんな。

だから、自分のスタジオは夢です・・・が、宝くじが当たったら考えたいと思います。
ありがとう。


ビジネスが悪いことだとは決して思っている訳ではないのです。
ただ、ビジネスとして利益を考える時間をもっと良い方法はないのか、どんなことをすればいいのかを考える時間より多く持ちたいと思ってしまうのです。

本当の仕事は、利益があるものだとも思っています。
何も利益はお金だけではありませんから。

凪あねご さん


いつもながら総合的に話をまとめてくれてありがとうございます。

凪ママの物事への考え方は、本当に的確だと某団体に対するご意見を個人的に聞いていても納得できます。（笑）


今回のお話も「なるほど！凪ママらしい回答だ！」と思わずにいられません。

どの世界にも自分の求めるものを得るための手管は異なるものですよね。

似通ってはいるのですが、その細かい内容になると異なってくるものですね。


そして、確かに内部の人の意識と外部の人の意識は同じである必要はなく、特に外部からの意識は、業界がクローズアップされることがまず重要であると私も思います。


でも、特にしつけ教室の先生という仕事においては、あまりにもガイドラインがはっきりしていないこともあり、指導者の資質も教室形態もバラバラであることも問題なら、指導者の責任や意識もあまりにも差があるのが現実です。

それで一番影響を受けて、問題を抱えることになるのが生徒さん（飼い主さん）なのです。


これに関しては、黙ってみている訳にはいかないのです、個人的には。

あまりにも粗雑でいい加減なものが続けば、それは全体のことと捉えられてしまいます。

全体の底上げが課題であると言えます。
それがなかなかできないのが現実ですが・・・。

なつなつ さん


あはは、私も某番組を見ましたぁ
さすが、なつなつさん。
おっしゃる通りですね。
いろいろなトレーニングの意識が入り混じったものでした。


この混沌とした状況は、たぶんあまりにも早いスピードでこの業界が進んでいることが原因なのだと思います。

昨日は、これが正しいと言われていたのに、明日は間違っていると言われることもあります。

私もチェーン・カラーを使うというだけでバッシングを受けたこともありました。


しかし、自分にしっかりとしたトレーニング哲学を持っていればまわりに振り回されることはありません。

誰が何を言っても、それはその人の自由なのです。
そして自分が他人に振り回される必要はないのです。
自分が自分らしくあることが大切なのですから。


この業界の怒涛の流れの中で自分を見失わないで、そして犬達、飼い主さんたちのことを考えてあげられるようになっていれば、きっと道は見えてくるのだと思います。


なつなつさんは、人よりも感性が高いのです。
感じる力が強いのは、良いことと悪いことを招きます。
誰かや何かに傷付くのも感性が高いからですし、犬のことを考えてあげられるのも感性が高いからなのです。

その能力を最大限に生かせるようにがんばって、この業界を良い方向に向けて行きましょう。


あなたが私に救われたと思うならば、ぜひ今度はあなたがあなたのような思いをしている人を救ってあげて下さい。

激務お疲れ様です。

いつも心強いご意見ありがとうございます。
まだまだ自分を高めなければ、ヴィクとのトレーニングでさえ下手くそ！とヴィクに訴えられてます

陽性強化がここまで広がってくるのに（といってもまだまだまだですが）先生方がどれだけ茨の道だったかは多分想像できます。
だからこそ勇気づけられます
私もがんばります！


いつも、まとまらないずれた文章でスミマセン

連投すいません

３月１６日は尼崎で模擬試験なんですか！？
ぎゃっぴ〜、なんてこと！！
１０日、横浜でのジャッジングセミナーに参加するのですが、
はぁ〜、模試行きたい、行きたい・・・・

なつなつ さん


仲間作りは、とても大切なことです。
私が茨？の道を進めたのも愛すべき仲間がいたからこそです。

それは、生徒さんであったり、同業者であったり、部外者であったりします。


それぞれの見解を私に与えてくれて、そして時には、おだててくれ、叱ってくれ、批判してくれ、大いなる信頼を寄せてくれました。


そのパワーが私を動かしているのです。
あなたもその1人ですよ。
あなたの前向きで一生懸命な姿を見る度に、私は勇気づけられ、そして後方支援をしたくなるのです。


あなたの本質を見抜ける人は私以外にもいると思います。ぜひ、そんな人を見つけて味方につけることです。


あなたのように孤軍奮戦している人は、他にもたくさんいるのです。
みんなが力を合わせられてたり、協力できるようになればいいね。


お互いにそんな時が来るまでがんばりましょう

なつなつさん


ここは、遠慮せずになんでも好きなだけ言って（書いて）いいところですから、気にしないでね。


そーなんですよぉ。
今のところエントリーはお一人と聞いています。

せっかくなので、受けられる方はぜひ参加して欲しいと思います。


ジャジングセミナーに参加されるのですね。
いいことです。


GCTを深く理解するには、とても良いと思います。
自分のすべきことがわかってくると思いますので、がんばって勉強してきてね。


ただし、東京というのがネックですよね。
みなさんで、協会に関西でも開いて欲しいとお願いしましょう！